・子供乗せ電動アシスト自転車の利用を検討している
・子供乗せ電動アシスト自転車の購入かレンタルどちらがお得が知りたい
・おすすめのレンタルサービスを知りたい
購入VSレンタルを比較!子供乗せ電動自転車レンタルサービスおすすめ!
多くの子育て世帯の方に利用されている電動アシスト自転車ですが、地域によっては購入に補助金が出ているのをご存じでしょうか?
前回の記事では補助金が出る地域をまとめてご紹介しました。
かなり限られた地域のため、補助金をもらえない方がほとんどだったと思います。
しかしそんな方でも利用可能なサービスとして電動自転車のレンタルサービスがあります。
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子乗せ電動自転車の法律
なぜいきなり法律の話なの?
購入かレンタルどちらがいいかを知りたいんだけど
電動自転車のレンタルといっても、全てが子供を乗せられるわけじゃないんだよ!
まずはどの自転車に子どもを乗せられるかを知ったあとに、対象の自転車を扱っているサービスを比較してみましょう!
なるほど!子供を乗せられない自転車を比較してもしょうがないものね!
道路交通法で「車両(軽車両)」として扱われる自転車は、そのルールも道路交通法上で細かく定められています。
基本的に自転車は、運転者以外を乗せることは違反となりますが、チャイルドシート(幼児用座席)を設けた自転車に乗せるなど、一定の条件下において例外的に子供を乗せることが認められています。
そして自転車用チャイルドシートには、
- ハンドルの前方部に取りつける前乗せタイプ
- リアキャリアに設置する後ろ乗せタイプ
があり、タイプによって使用に適した年齢は異なります。
レンタルを検討するにしても、子どもの年齢に適したチャイルドシートが必要で、それらのチャイルドシートの設置が可能な車種で検討しないといけないということね!
前乗せタイプの子供乗せ自転車
自転車用チャイルドシートのSG基準(一般消費生活用製品の安全基準)によると、前乗せタイプのチャイルドシートは、
- 体重:8kg以上15kg以下
- 身長:70cm以上100cm以下
- 対象年齢:1歳以上4歳未満
を目安として設定されています。
1歳未満の赤ちゃんの場合、首や腰ずわりの状況によっては体のバランスが不安定なこともありますので、自転車に乗せるのは赤ちゃんが1歳になってからを基本と考えるのが良さそうです。
※参照
「自転車用幼児座席のSG基準」一般財団法人製品安全協会
法律と実際の成長過程から考えると
1歳から3歳半までの2年半が前乗せの期間になるわね!
後ろ乗せタイプの子供乗せ自転車
同じくSG基準によると、後ろ乗せタイプのチャイルドシートは、
- 体重:8kg以上22kg以下
- 身長:70cm以上115cm以下
- 対象年齢:1歳以上6歳未満
を目安として設定しており、前乗せタイプよりもさらに大きな子供までを対象としていることがわかります。
令和3年度の学校保健統計によると、6歳児(小学校1年生)の平均体重が男児で21.7㎏、女児で21.2㎏と法律の上限近くなっています。
つまり、3歳半~6歳までの2年半が後ろ乗せの期間ということになるわね!
電動自転車の利用期間は
前乗せ:2年半
後ろ乗せ:2年半
合計5年間になりそうだね。
3人乗せタイプの子供乗せ自転車
自転車の三人乗り (幼児二人同乗) は道路交通法により、安全基準を満たす自転車であれば、幼児 (6歳未満) を自転車の前と後ろの座席に乗せる三人乗りが認められています。
安全基準を満たす三人乗り対応自転車とは、フレームや荷台の強度、走行時・駐輪時の安定性、チャイルドシートの安全性などの点で、子どもを二人乗せた場合でも、安全に走行するための基準を満たしている自転車のことをいいます。
三人乗り対応自転車には、社団法人自転車協会認証の「BAAマーク」と「幼児2人同乗基準適合車」の認識マークがついています。
具体的にどの自転車が「幼児2人同乗基準適合車」なの?
YAMAHA 幼児2人同乗基準適合車
YAMAHAの公式HPでは3つのモデルが適合者として紹介されています!
- PAS Kiss mini un SP
- PAS Babby unシリーズ
- PAS Crew
Panasonic 幼児2人同乗基準適合車
Panasonicの公式HPでは3つのモデルが適合者として紹介されています!
- ギュット・クルーム・EX
- ギュット・クルーム・DX
- ギュット・アニーズ・DX
ブリジストン 幼児2人同乗基準適合車
ブリジストンの公式HPでは5つのモデルが適合者として紹介されています!
- Bikke MOB
- Bikke GRI
- Bikke POLAR
- HYDEE Ⅱ
- Assista C STD
電動自転車の購入とレンタルどっちがお得?
購入かレンタルかで悩む場合、気になるのは「どちらがお得なのか」ですね。
子供乗せ電動アシスト自転車のレンタル料金は、5,000円/月が相場です。
一方で、子供乗せ電動アシスト自転車の価格は定価で以下の通りです。
定価 | 備考 | |
最安値 | 170,000円 | アシスタC STD(ブリジストン) |
最高値 | 202,000円 | HYDEE.Ⅱ(ブリジストン) |
平均 | 186,500円 |
最新型の子供乗せ電動アシスト自転車をレンタルしているMBR(Mam’s Bike Rental)では月額料金が4,950円となっています。
つまり利用期間が37か月(=3年1か月)未満であればレンタルの方がお得という計算になります!
使用期間が短ければレンタルの方がいいということね!
子供乗せ電動アシスト自転車レンタルのメリット
使用期間が短ければレンタルの方がいいということだったけど他にはどんなメリットがあるの?
他にもいくつかメリットがあるので紹介します!
電動自転車レンタルのメリット①子供の成長に合ったモデルに乗り換えられる
前述の通り、子供乗せ自転車には前乗せモデルと後ろ乗せモデルがあります。
1歳から3歳半までの2年半が前乗せの期間
3歳半~6歳までの2年半が後ろ乗せの期間
だったわね!
購入の場合は、前乗せのチャイルドシートを購入した後、子供の成長に合わせて後ろ乗せのチャイルドシートを購入して取り付ける必要があります。
一方で、レンタルであれば前乗せモデルから後ろ乗せモデルに乗り換えが可能です。
電動自転車レンタルのメリット②バッテリー交換などのメンテナンス費用が抑えられる
電動自転車のバッテリーの寿命の目安は3〜4年と言われており、バッテリー交換にかかる費用は2〜3万円ほどです。
自転車を購入するならこれらの出費も考慮しなければいけませんが、レンタルであればメンテナンス料の心配もしなくて済みます。
電動自転車レンタルのメリット③一度に大きな支出がない
子供乗せ電動アシスト自転車の価格は平均で185,000円ほどで、購入するには慎重になってしまう金額です。
レンタルなら月々払いなので、一度に大きな支払いがありません。気持ちの負担も家計の負担も少なくすみます。
子供乗せ電動アシスト自転車レンタルのデメリット
子供乗せ電動アシスト自転車をレンタルすると、メリットだけでなくデメリットもあります。
そのデメリットが自身にとって許容範囲なのか、メリットでカバーできる程度のデメリットなのか、感じ方は人それぞれ。
知らなかった…とならないよう、あらかじめデメリットも確認しておきましょう。
電動自転車レンタルのデメリット①3年以上の長期でレンタルすると割高になる
購入費用とレンタル費用を比較して、レンタルした方がお得になるのは3年1か月以下程度です。
3年1か月以上レンタルすると、購入費用よりも高くなってくるので注意しましょう。
レンタルは、子供の成長に合わせて乗り換えできるのも魅力のひとつですから、特に同じ自転車をずっとレンタルし続ける場合はレンタルのメリットがないかもしれません。
子供乗せ電動アシスト自転車のおすすめレンタルサービス
結論から言うとおすすめは
・MBR
・NORUDE
の二つです。場合によって使い分けるのがおすすめです。
MBR(Mam’s Bike Rental) | NORUDE | e-CHARity | ハッピーサイクル | 電動自転車 レンタルドットコム | |||
料金 (前乗せ) | (2年契約) 2年終了後 4,400円/月 | 4,950円~/月(3年契約) 4,270円~/月 (2年契約) | 👑3,880円~/月最安の組み合わせの場合 (ブリヂストン アシスタU4,980円/月 +チャイルドシート880円/月) | 5,860円~/月最安の場合 (ヤマハ PAS Kiss mini un) | 7,208円~/月4,980円~/月 | ||
料金 (後乗せ) | (2年契約) 2年終了後 4,400円/月 | 4,950円~/月(3年契約) 4,130円~/月 (2年契約) | 👑3,750円~/月最安の組み合わせの場合 (ブリヂストン アシスタU4,980円/月 +チャイルドシート780円/月) | 5,760円~/月最安の場合 (ヤマハ PAS Kiss mini un) | 7,208円~/月4,980円~/月 | ||
料金 (3人乗せ) | (2年契約) 2年終了後 5,500円/月 | 6,050円~/月(3年契約) 4,940円~/月 (2年契約) | 👑4,490円~/月最安の組み合わせの場合 (ブリヂストン アシスタC7,980円/月 +チャイルドシート880円/月) | 8,860円~/月最安の場合 (ヤマハ PAS Kiss mini un) 前後チャイルドシート付 | 8,010円~/月6,980円~/月 | ||
契約期間 | 6か月/1年/2年 | 1ヶ月/3か月/1年/2年/3年 | 2ヶ月~ | (12ヶ月は要相談) | 1日~6ヶ月なし | ||
対応地域 | 神奈川県 埼玉県 千葉県 大阪府 | 東京都千葉県,神奈川県 大阪府,兵庫県 京都府,滋賀県 奈良県 | 東京都,埼玉県神奈川県 兵庫県 大阪府 京都府 | 東京都都内近郊 | 埼玉県 千葉県 神奈川県 | 東京都
確かに月額の料金からしたらその二つが安いわね。
どんな使い分けがおすすめなの?
MBR | NORUDE | |
初期費用 | 👑無料 | 事務手数料:3,520円 |
配送料 | 👑返却時:無料 | 👑納車時:無料返却時:3,850円~ | 納車時:3,850円~
車種変更 | 👑無料 | 契約グレードならびに車種変更可能 | 契約開始から1年毎の定期点検時に限り
盗難時の対応 | 6万円の支払いが必要 | (月330円の盗難・賠償減免特約加入で0円) | 👑車体の価格(税込)の50%の支払いが必要
途中解約時の対応 | 契約期間の残債を一括支払い | 契約期間の残債を一括支払い |
消耗品の対応 | タイヤ:無料(消耗・経年劣化の場合) ブレーキパッド:無料(消耗・経年劣化の場合) | バッテリー:3年毎に1個無料交換経年劣化は自己負担 |
契約期間 | 👑1ヶ月/3か月/6か月/1年/2年 | 1年/2年/3年 |
NORUDEは月額費用は安いけど、1年以上の契約しかできないし事務手数料や送料もかかるのね!
MBRは1か月から契約可能で初期費用や送料、前乗せから後ろ乗せへのモデル交換も無料だけど、月額料金は少し高めの設定になっているよ!
実際どれくらい利用したらどちらがお得か比較してみましょう!
使用期間 | MBR | NORUDE |
半年 | 送料:無料 👑使用料:8,800×6ヶ月=52,800円 | 初期手数料:無料利用不可 |
1年 | 送料:無料 👑使用料:5,500×12ヶ月=66,000円 | 初期手数料:無料送料:3,580~16,800×往復 使用料:4,550×12ヶ月=54,600 合計:65,280~91,720円 | 初期手数料:3,520
2年 | 送料:無料 使用料:4,950×24ヶ月=118,800円 | 初期手数料:無料送料:3,580~16,800×往復 使用料:4,130×24ヶ月=99,120 合計:109,800~136,240円 | 初期手数料:3,520
3年 | 送料:無料 使用料(2年目まで):4,950×24ヶ月=118,800 使用料(3年目~):4,400×12か月=52,800 合計:171,600円 | 初期手数料:無料送料:3,580~16,800×往復 使用料:3,750×36ヶ月=135,000 合計:145,680~172,120円 | 初期手数料:3,520
送料によってはMBRの方が安くなるのね!
月額料金だけの比較では分からないものね!
ちなみに子供乗せ電動自転車の平均価格は定価で185,000円となっています。
3年1か月以上使うなら購入の方がお得になりますね。
首都圏、もしくは大阪近郊の限られた地域のみがNORUDEの送料が安い地域となるので、上記の地域の方はNORUDEの利用がおすすめです。
それ以外の地域の方はMBRの利用がおすすめですね。
\ リヤバスケット標準搭載!買い物にも困らない!/
まとめ
この記事では子育て世帯の方向けに子ども乗せ電動アシスト自転車のレンタルサービスについて解説しました。
子育て世帯の方にとってはあると便利な電動自転車ですが、高価なのがネックです。
利用期間やお住いの地域によってレンタルサービスを利用することで支出を減らしつつ便利な生活ができそうですね。
やはりレンタルではなく購入したいという方向けに子供乗せ電動自転車の選び方をご紹介しています。
自分にピッタリの自転車を見つけたい、失敗したくないという方はこちらの記事もご覧ください。
レンタルサービスのほかにも自治体が行う補助金制度もあるため、それに関しては以下の記事をご覧ください。
そして子育て世帯の方向けに、以下の記事もお勧めしています。
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